溶接仕上げ
アルゴンの戦士は、手つきがいやらしい。触れるか触れないかのところで高速に移動する指先に鉄板はいちころさ。(百)
し、失礼な!確かにそうゆう場面では繊細な指先の動きが生きることもある、って何を言っているのだ僕は。・・・・・・ごほん、写真はアルゴン溶接と呼ばれる、スタンダードな溶接の一つです。ここではアルミの溶接を行っているところです。鉄(SPC)はもちろん、ステンレス(SUS)、アルミ(AL52S,AL1020)の溶接も承ります。弊社は、溶接加工を最も得意とする会社なので、SPC,SUSなら0.5mmから繊細な溶接を行っております。アルミでも0.8mmから可能で、アルミの割れなどでお悩みの方は、割れ防止のノウハウを持っておりますので、是非ご相談下さい。(石)
オリジン弁当のアルミ用、スポット溶接機。2枚の母材(被溶接材料)を圧着しつつ電流を流し、その抵抗熱で金属を溶かして接合する。
アルミは通常のスポット溶接機では溶接できないのですが、この青さとクールな電流にアルミもいちころでツガイになる。(百)
弁当屋と板金屋・・・業界がちがうじゃない。そして、アルミは金属だから、生き物じゃないから、つがいって・・・なに?・・・・・・オリジンというアルミのスッポト溶接機の老舗と呼んでも良いメーカーの機械です。通常アルミなど非鉄金属と呼ばれる材質は、溶接が難しいのですが、オリジンのスポットは0.08秒という短い時間に大きな電流を流すことによって溶接を可能にしております。アルミの加工可能な板厚は0.5mm~2.0ミリです。また、アルミだけでなく、鉄やステンレスももちろん溶接可能でスッポット時間が短いことから、コゲ跡がほとんど見えない綺麗な加工が可能です。弊社では、ご要望に応じて使い分けています。(石)

スポット溶接機の間に手を入れるとビリッときます。たまりませんな~
でも大丈夫。手と手の皺を合わせて幸せを運ぶバンキンマン。次はあなたの街に登場するかも!?(百)
バンキンマンってカタカナでかくと、アンパンマンの敵役みたいになるな。しかし、板金マンなんていう言葉あるのか?百武の造語、だ~ろう・・・・・・写真は、ナショナルのスポット溶接機です。ごくスタンダードなものですが、セッティングしだいでさまざまな加工が可能です。例えば、品物をパテ無しでそのまま塗装したい、いわゆるメタルフィニッシュで上げたい場合、少し出っ張るようなスポットを行います。(その後サンダーで平らに仕上げる)また、コゲ後を小さく、さらに強度を求める場合は、その状況に応じたチップを選びとスポット圧の調節を行います。このスポットは、処理鋼板(クロムフリーやボンデ)への対応が良く、弊社で蓄積されているデータにより、より性格で綺麗な仕事が可能です。(石)